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ものづくり補助金(令和3年度補正予算)の「グリーン枠」について

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本日から国会が始まりました。国会が始まる=補助金の予算が決定される時期です。

中小企業がよく利用する「ものづくり補助金」(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業)については、昨年12月に補正予算の概要が中小企業庁から発表されています。

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 令和3年度補正予算の概要

来年度の目玉は、この「グリーン枠」です。

グリーン枠とは?

グリーン枠とは、来年度予算で新設が予定されている枠です。

温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発や炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善等を行う事業者を対象に、補助上限額最大2,000万円、補助率2/3の新たな申請類型を創設。
(出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 令和3年度補正予算の概要)

グリーン枠には、基本要件の他に
④3~5年の事業計画期間内に、事業場単位での炭素生産性を年率平均1%以上増加すること。
⑤これまでの温室効果ガス排出削減に向けた詳細な取組状況がわかる書面を提出すること。

という2つの条件が追加されています。

どのような事業が使えそう?

温室効果ガスの削減は、政府が出している「グリーン成長戦略」にもある通り、日本にとって重要政策と位置づけられています。そこで、温室効果ガス削減に貢献できるような革新的な製品・サービスの開発や、炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善等に、優先的に補助金を交付しようという政府の意図が見えます。

例えば、こちらの資料
中小規模事業者のための脱炭素経営ハンドブック-温室効果ガス削減目標を達成するために-

の事例が参考になりそうです。

例えば一番最初の事例にある、神奈川県横浜市の「大川印刷」さんであれば、省エネ印刷機への切り替えなど、消費電力量の削減に努められています。

特に、19ページにある「脱炭素化に向けた基本的な考え方」も取り組みの参考になりそうです。

本記事に記載した内容は、今でている情報でわかっている段階のものです。
正式な公募要領がオープンになり次第、正式な情報はそちらをご参照ください。

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この記事を書いた人

よねとものアバター よねとも entre.life編集長

神奈川県在住のアントレ(起業)コーチ&PRプロデューサー。
sociai impact PR 代表。中小企業診断士/国家資格キャリアコンサルタント。
当サイトでは、「起業をキャリアの選択肢に」をミッションに、起業に役立つ情報をお届けします。
中小企業支援の実績 200件以上、経営者インタビュー・コラム実績50以上。たくさんの中小企業を見てきたからこそ、あなたの「強み」や「差別化ポイント」を言語化することが得意です。

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